AV動画で稼げるとされるキーワードは、物販のように単純に予想できません。検索意図に違いがあるからです。
物やサービスの場合は、購入を検討している人が使いそうな検索語句が稼げるキーワードになります。一方、AV系では、無料で落ちている動画を探している人の方が圧倒的多数なので、キーワードで購入意欲を推し量るのは難しいのです。
ですから、動画を探している人が使いそうなキーワードに幅広く網を張って集客した方がいいのです。
公開されているデータを吟味しよう
AV動画のキーワード分析については、DMMが資料を提供しています。また、DUGAとFANZAには主要キーワードが掲載されています。AV動画の個別販売ページにも主なキーワードが載っています。そのほかに、無料動画配信サイトでも分析できます。
FANZAのキーワード分析は詳細で、時間をかけて見ているといろいろなことが分かります。キーワードを分析するときは、ただボーッと眺めていてはダメで、実際に女優名などを使って検索をしてみる必要があります。
年齢別の検索キーワードと年齢別の人気AV女優ランキングが面白く、以前に数日かけて分析したことがあります。年齢が上がると熟女が人気キーワードになりますが、若い女性が子供に見えてしまうからでしょう。
【FANZA REPORT 2018】 今年のエロトレンドは!?「性に関する統計調査」
AV動画の人気検索キーワードは、出会い系でも役立つ
男性に人気のキーワードは男を集めるために役立ち、女性に人気のキーワードは女を集めるために役立つのは当然です。アダルト動画やアダルトグッズで集めたい客層が関心を持っているテーマで記事を書けば集客しやすいからです。
たとえば、熟女巨乳人妻のAVだと男が効率的に集まり、クンニ痴漢レズのAVだと女が効率的に集まりそうです。出会い系アフィリエイトでも、男性を集客したいときには、「熟女、巨乳、人妻と出会う方法」といった記事を書くと実際に食いつきが良く、集客しやすいのです。
一方、「素人女性をセフレにしたいなら、女性がして欲しいことをアピールすべし」という男性向けの記事を書くときには、女性の人気キーワードが参考になります。クンニ上手をアピールすればよさそうですね。まだ親密になっていないのに痴漢上手をアピールするのは、ちょっと違うかもしれません。そもそも、痴漢が得意なのと痴漢プレイが得意なのとでは、意味合いが全く違います。
というように、人気キーワードは、書くべき記事の方向性を示唆してくれます。商材は何か、誰が買うのかを考えたとき、AVなら自分で見たいものを示唆するキーワードが重要ですが、出会い系の場合は、出会いたい相手が欲しがるものは何かを示唆したキーワードも重要になります。
アダルトグッズでこのところ人気のウーマナイザーは、クリトリス吸引系ラブグッズです。これも、女性の人気キーワード一位がクンニなので、データ通りだと分かります。そこで、このデータを利用して、女性を喜ばせたい男性を集客するための記事が書けます。
データは読み方で、さまざまな活用方法が考えられますから、時間をかけて吟味するといいでしょう。
この年齢別人気検索ワードという検索キーワードのデータも、じっくり見るといろいろなことが見えてきます。男女別人気検索ワードと対にして、鉛筆を舐めながら分析しましょう。
xvideosなどの無料動画サイトでキーワードをチェックする
xvideosや動画エロタレストでおすすめされる、検索者がよく使うキーワードをチェックしてみましょう。自分が興味のないジャンルだと、おすすめされても意味が分からないこともありますが、とにかく調べましょう。
www.xvideos.com
xvideosでは、おすすめのキーワードが表示されます。
アフィリエイトで活用するには、複合キーワードの候補を探します。メインとなるキーワードを検索ボックスに入れると、おすすめの複合キーワード候補が表示されます。
たとえば、AV単品動画レビュー記事の書き方で取り上げた作品、J○お散歩3「おじさん、私に本当のSEXを教えてください」 は「ロリ」のカテゴリーだったので、ロリを検索ボックスに入れてみます。
すると「ロリータ、ロリ巨乳、ロリ貧乳」などといったキーワードが提案されます。
それぞれの検索ボリュームも分かりますが、あくまでxvideosでの検索数なので、参考程度にしておきましょう。このなかで「貧乳」は、FANZAで提示されたジャンルと同じです。
実際に「ロリ貧乳」で検索をすると、それに関連するキーワードの候補が一覧で提示されます。
これを繰り返すと、よく検索されるキーワードの候補を知ることができます。
動画エロタレスト
movie.eroterest.net
動画エロタレストはアフィリエイターがアクセスを呼び込むために利用しているアンテナサイトです。
ここで動画に設定されているキーワードは、アフィリエイターが自分でつけたものなので、複合キーワードとして効果的なものなのかどうかは不明です。
それでも、彼らが経験的に「使えるキーワード」だと思っている複合語を指定していると予想できますから、参考にするといいでしょう。
たとえば「ロリ」というキーワードのほかに、「ロリカワ、ロリギャル、ロリフェイス、ロリ女子」などの単語が使われていますが、経験が浅いと思いつかないキーワードかもしれません。
フェミニズムを推進する人たちの中で、特に女性などはAVを目の敵にして存在意義を疑問視する方がいます。しかし、AV購入者には女性も多いのです。また、男性目線で作られたAVは女性には不人気とも喧伝されますが、犯罪を助長しかねないレイプや陵辱作品を除けば、けっこう女性も見ています。そんな女性たちは、性的商品や男性を敵視する特定の女性に対して本当のことを言えないだけでは?