アダルトWordPressの推奨テーマと基本設定 Cocoonおすすめ

WordPressマニュアル for アダルト

アダルトアフィリエイトで稼ぐことを目的としたサイトは、WordPress(ワードプレス)で構築するのがセオリーになっています。

記事の数が少なければ、サイト構築の初心者でも使いやすいSIRIUSというツールでもいいのですが、実際には数百という記事を投稿していくことになりますからSIRIUSでは無理で、中規模から大規模サイトの構築にも対応したWordPressというCMSが必要になります。

WordPressは初心者にやさしくないツール

WordPress(ワードプレス)は優れたCMSで、技術的な知識なしに見栄えのいいウェブサイトを構築することができますが、初心者にやさしいツールというわけではありません。WordPressの設計思想は、「技術が得意な人は技術、デザインが得意な人はデザイン、文章が得意な人は文章、編集が得意な人は編集と、それぞれ得意な分野だけをやればいいんじゃない?」というものだからです。

したがって、文章を主要コンテンツとするサイトを運営したいときには、ただ文章を書くだけで記事ができあがっていくWordPressは、とても初心者にやさしいのです。実際、複数の人間がサイトを運営する企業サイトなどでは、ライターは記事だけを書き、それを編集者が編集しています。

でも、個人がサイトを運営するときは、文章だけを書いていればいいわけではありません。「少しデザインを変えたい」とか、「画像を入れたい」とか、「きれいなボタンを使いたい」など、デザインや編集上で多少の変化や味を出したい場面が必ずでてきます。そんなときは、全部自分でやらざるを得ません。

これが問題で、普通の人は文章は書けてもほかのことは素人ですから、技術的な知識がなければ対応できないデザイン性の部分や編集の部分は、独学と気合いで対応するしかないのです。

このあたりが、マークアップ言語やプログラミング言語になじみのない初心者にはきついのです。

でも、何度か対応しているとすぐ慣れるので、それほどの心配はいりません。

一連の手順を通して、WordPressをマスターする

WordPress(ワードプレス)の設定や操作が難しいと感じるのは、何が分かっていて何が分からないのかが分からないからです。

WordPressには、サイトのデザインにかかわる部分、サイトの構成にかかわる部分、記事の編集にかかわる部分など、さまざまな機能があります。それらが連携してCMSとして動作するので、全体の動きが分からないと、何が何だか分からないということになるのです。

WordPressの操作をマスターする近道は、サーバーへの設置から記事の投稿まで、一連の作業を流れとして経験することです。そうすると、その作業手順で経験したことは、「分かっていること」になるので、あとは必要に応じて、分からない部分を理解していけばいいだけです。

ということで、これ以降、アダルトアフィリエイトで稼ぐためにWordPressでサイトを構築して記事を投稿する手順を、順を追って解説していきます。記事の構成やカラム、ブロックの使い方、グループの考え方、ブロックパターンや再利用ブロックの登録方法、簡単な見出しのカスタマイズ法なども紹介していきます。

アダルト系サイトをWordPressで構築する一連の手順

WordPress(ワードプレス)は、本体をインストールした後にテーマを選んで運用します。WordPressのテーマは、構築するサイトのデザインと機能を定義しているプログラムです。したがって、使用目的によってさまざまなテーマが作られています。

有料で販売されているテーマもありますが、無料で提供されているテーマにも優れたものがあるので、WordPressに慣れていないうちは無料のテーマを選んでください。有料のテーマには独自の機能があることが多く、操作や設定に癖があったりして、初心者には扱いづらい面があります。

WordPressを設置する方法そのものは、一般サイトとアダルトサイトで違いはないので、疑問があればほかのサイトの解説も参考にしてください。

ただ、アダルトサイトを運用する場合は、アダルトコンテンツを配信できるサーバーを借りなければなりませんから、そうしたサーバーに設置することを前提にした解説記事を読んだ方がいいでしょう。

現状では、アダルトアフィリエイトをするときに利用できるレンタルサーバーとしては、機能とコスパから見ると、mixhostColorfulBoxシン・レンタルサーバーの3択になるでしょう。このmixhostとColorfulBoxでは、WordPressを簡単にインストールする機能としてSoftaculousが提供されています。設定しなければならない項目がほとんどないので、公式のマニュアルを見れば誰でもインストールできます。

このところ、mixhostのレスポンスが体感的にとても悪いような気がしていて、ほかへの移転を考えています。ネットでリサーチした限りですが、シン・レンタルサーバーの評判がいいようです。これからサーバーを借りるなら、仮に気に入らなければすぐに移転してしまうことを前提にして、とりあえずコスパで選んだ方がいいかもしれません。体感的なレスポンスの悪さは、ジワジワとしたストレスになります。

アダルト可サーバーにWordPressを設置する手順

まだサーバーを用意していない方は、mixhostColorfulBoxのいずれかをレンタルするといいでしょう。mixhostでは、アダルトレンタルサーバー一般レンタルサーバーのどちらでもアダルトコンテンツを配信できます。価格もサーバースペックも同じです。どちらを借りるか迷ったら、一般レンタルサーバーの方をおすすめします。将来アダルトをやめても、違和感なく居座り続けられます。

初めてレンタルサーバーを借りる方以外は、WordPress(ワードプレス)の設置に手間取ることはないと思いますので、ここでは「超初心者向け」のインストール手順を解説します。

といっても、「4つのことを決めてください」ということくらいしか解説することもありませんが。

4つのことを決めたら、サーバーを申し込むときに入力するだけで完了です。

数年前までは、WordPressをインストールするには、自分でDNSを設定し、データベースを設定し、定義ファイルを複数書き換え、FTPでパッケージを転送し、必要に応じてパーミッションを書き換え、インストールスクリプトを走らせ、FTPで定義ファイルをダウンロードし、定義ファイルを書き換え、FTPで定義ファイルを転送し、SSL設定をし、ドメイン転送設定をし、などなど、本当に面倒でした。

それが今では、ほとんどワンクリックでインストールと各種設定ができてしまいます。それに、2つめのWordPress、3つめのWordPressと、追加のサイトをコピーで作れるのです。それも数秒で。いい時代になりました。

基本的に、準備しておくものは以下の4つだけです。ほかに設定項目がないので、これでインストールはできたも同然です。

  • 独自ドメイン (事前にリサーチをして決めておきましょう)
  • サイト名 (後で変更できるので、適当な暫定名でも可)
  • ユーザー名
  • パスワード

サイト名(サイトタイトル)は、独自ドメインを取得するときに決めていると思いますが、後で変更できるので適当でかまいません。独自ドメインを持ち込む場合は、参照DNSを持ち込み先に設定する必要があります。これはどこのサーバーを利用する場合でも同じです。

以上のことを念頭に置いてから、サーバー会社の公式マニュアルを読めば、誰でもインストールできます。下手に下調べをして公式以外のサイトを読みあさると、余計な知識が増えて混乱し、かえって難しくなると思います。

WordPressクイックスタートご提供開始のお知らせ (mixhost)
mixhostの申し込みページ

自動インストール機能でWordPressをインストールする方法(colorfulbox)
colorfulboxの申し込みページ

すでにmixhostやcolorfulboxをレンタルしていて、WordPressを新たにインストールする場合でも、cPanelからSoftaculousをクリックすると、同じような項目を設定するだけでインストールできます。

SoftaculousでWordPressをインストールする方法(mixhost)
簡単自動インストールのご利用方法(colorfulbox)

補足

「こんな簡単なのは嫌だ!」という方のために、Softaculousではデータベースなどを自分で設定することもできるようになっています(通常は自動設定です)。

おすすめのWordPressテーマ

Cocoonを使ってください。当サイトもCocoonを使っています。

WP 有料テーマと無料テーマの決定的な違い

Cocoonは無料のWordPressテーマですが、有料テーマもいろいろと販売されています。無料テーマと有料テーマには決定的な違いがあります。

WordPress、有料テーマと無料テーマ 決定的な違い
  • 無料テーマ : 開発者も紹介者も儲からない、むしろ持ち出し。 (ToT)
  • 有料テーマ : 開発者と紹介者がガッツリ儲かる。(*^▽^*)

筆者もハミングバードや権威、TCDなどの有料テーマを使ったことがありますが、デザイン性やSEOにこだわるあまり、使いづらいという印象を持っています。

デザイン性など、見た目の良さはサイト運営者の自己満足に過ぎません。サイトを見る側のビジターにとって、アニメーション効果や雑誌風レイアウトなどは、押しつけがましくうるさい印象を持つだけです。実際、膨大なアクセスがあるマスコミ系商用サイトの多くでは、レスポンスを大切にするためにシンプルなデザインを採用しています

Cocoonのデザインがダサいのは、わざとです。

Cocoonの評価で目立つのが「デザインがダサい」「デザインがシンプルすぎる。安っぽく見える」という、デザイン面での不満です。実は、Cocoonがダサいのは、開発者がわざと採用している開発方針なのです。

Cocoonでは、できる限り簡素な装飾になっています。これには2つの理由があります。

1つは、テーマ自体に過度にCSSで装飾してしまうと、元のCSSを打ち消すのが大変になり、カスタマイズしにくいテーマになるからです。この、カスタマイズしやすいように簡素にしているのが一点。

もう1つの理由は、リッチな装飾は、スキン機能にゆだねたかったからです。

Cocoon公式サイト Cocoonスキンの機能の仕様

要するに、Cocoonの開発者は、Cocoonの機能面の充実と不具合修正に専念して、デザインは使用者に丸投げしているわけです。

Cocoonには数多くのスキンが用意されていますが、ボランティアが作っています。自分でスキンを作るための、デザイン要素ほぼゼロの「スキンの素」も同梱提供されています。「デザインに凝りたかったら、自分で自由に作ってね」というワケです。

デザインを細かく設計できるスキンテンプレートや設定ファイルが、Cocoonには用意されています。有料テーマのデザインをまねることもできます。クールなデザインはあなたのセンス次第

というわけで筆者は今、無料テーマしか使っていません。現在配布されている無料テーマには、有料テーマと比べても見劣りのしないものが複数あります。日本では、人気無料テーマSimplicityの流れをくむCocoonが、デザインもシンプルで飽きが来なくて幸せになれます。そのうえ多数の利用者がいるので、不具合の発見と修正も逐次なされ、動作も安定しています。ですので、無料テーマのCocoonをおすすめします。

無料テーマとしては、Cocoonは高機能なので、同等の機能を持つプラグインを使うと、プログラミング関数が衝突して不具合が起こることがあります。そのため、どのテーマでも同じですが、プラグインを追加したり定義ファイルを書き換えたりするときは、不具合が起きないかを一つずつ確認しながら作業を進めてください。ほかのサイトで「おすすめのプラグイン一覧」を見て、一度にドカッとインストールするようなことだけはやめましょう。WordPressのログイン画面も表示されなくなることがあります。

Cocoonのインストール方法

すでに稼働しているWordPress(ワードプレス)にデフォルトテーマとは別に、新たに追加でCocoonをインストールすることになります。デフォルトテーマを使う予定がなくても、公式規定テーマであるデフォルトテーマは削除しないで残しておいてください。

WordPressのデフォルトテーマがあると、トラブルが起きたときにテーマを変えれば原因の切り分けができます。

シンプルなWordPressテーマ Cocoonの特徴

WordPressでは、テーマの親と子をセットでインストールします。親テーマと子テーマでは役割が違います。

親テーマは、テーマ本体です。不具合修正や機能更新などのため、ときどきアップデートされます。子テーマは、親テーマの基本的な機能やスタイルを引き継いだ、カスタマイズすることを前提にしたテーマです。(ということは、親テーマをカスタマイズすることはありません。

WordPressのテーマは、サイト運営者が独自のデザインを取り入れられるよう、スタイルや機能の一部を書き換えることが可能になっています。そのおかげで、同じテーマを使っていても、サイトごとに独自色を出すことができるのです。

ところが、テーマの定義ファイルを直接書き換えたのでは、テーマの更新時に新しい更新コードで上書きされてしまいます。そうすると、それまでの独自な変更が白紙に戻ります。たびたびそんなことが起きては嫌なので、テーマの一部を複製した別テーマを作り、テーマの更新時にソースコードが変更されないようにします。

これを子テーマと呼び、元のテーマを親テーマと呼ぶことにしたのです。子テーマは親テーマの大枠を複製したものですが、テーマの更新時に変更されないので、心置きなく自由にカスタマイズをすることができます。

以上、いろいろと説明しましたが、要点を言ってしまうと、「カスタマイズをしたいなら子テーマもインストールして、そっちを使ってください」ということです。

以下のリンクから両方のファイルをダウンロードしたら、WordPressの管理画面に入って、外観→テーマの新規追加で、両方ともインストールしてください。

Cocoonの親テーマをダウンロード

Cocoonの子テーマをダウンロード

インストール後は、子テーマの方を有効化します。親テーマは、更新指示があったときに更新するだけで、意識をする必要もありません。つまり、あなたがこれから使うのは、子テーマだけです。

  • 親テーマと子テーマ、両方をインストールする
  • 有効化するのは、子テーマ
  • 更新時以外、親テーマのことは忘れる

Cocoonのバックアップを取る

Cocoonは設定項目が多いので、ときどきバックアップを取るようにしましょう。ヘッダーレイアウトやサイトの色合い、エディタ環境などを変更したときでも、簡単に元の設定に戻せるようになります。(WordPressのバックアップとは違います)

テーマの環境をバックアップすると安心です

おすすめのスキン

アダルト系では、SILKダークスキン系が使いやすいでしょう。もっとも、Cocoonのスキンはシンプルなものが多いので、ほかのスキンでも違和感なくアダルト用途で使えます。

(※当サイトは、SILKを使っています)

SILK は、更新されていません

スキンSILKは、現在開発者が更新していないため、一部のデザインで細かな不具合があります(グループにすると付箋に色がつかないなど)。大した問題ではありませんが、気になる方や不安な方は、ほかのスキンにしてください。ソースを読めば自分で修正も可能ですが、時間は取られます。

あとで見出しや色合いをカスタマイズし、サイトの独自色を出すといいでしょう。SILKは、簡単に色合いを変えられるのでおすすめです。気に入ったスキンがなければ、自分で作ってみるのもいいかもしれません。Cocoonには、独自スキンを作るためのスキンテンプレートとスキンの作成法を解説したページが用意されています。

Cocoonはデザインが野暮ったいというレビューを見かけますが、技量に合わせて好きなようにデザインすればいいだけですから、気にしないようにしてください。どうとでもなります。

デザインのカスタマイズは暇なときにやってください。アクセスがほとんどないときにやっても、あまり意味がありません。

おすすめの基本設定

※筆者は、テーマにCocoon、スキンにSILKを使っています。したがって、この記事もCocoon-SILK環境で書いていますので、記事中のエディター設定、記事編集時のブロック操作は、Cocoon-SILK環境下のものだと理解してお読みください。

Cocoonをアダルトサイトで使うことを前提にした、おすすめの設定を紹介していきます。現在、筆者が運営しているアダルト動画レビューサイトの設定です。

Cocoon特有の留意点

Cocoon特有の機能があるので、「プラグインが機能しない、おかしな動作をする、Google Consoleに怒られる」などの問題が生じたときには、Cocoonの各種機能を順番に停止してみてください。

特に「Cocoon設定 → 高速化」にある設定機能を有効にすると、不具合が起こる場合があることを覚えておきましょう。

Cocoon設定 → 高速化 で留意すること

  • 「JavaScript縮小化」を有効にすると、JavaScriptを使っているプラグインが動作しないことがあります。
    • 縮小化しないJavaScriptファイルのパスを記述して対応します。
  • 「Lazy Load設定 → 遅延読み込み」で、「Lazy Loadを有効にする」と、プラグインEWWW Image Optimizerの設定で画像の遅延読み込みを有効にすると、サイトの画像が表示されなくなることがあります。

プラグインやエディターなどで問題が起きたときの切り分け方

不具合が起きがちなのは、WordPressのバージョンアップ時です。

WordPressがバージョンアップされるときには、プラグインやテーマの対応が間に合わなくなることがあります。操作環境がおかしいときは、まずテーマのフォーラムを見てください。

まず、Cocoonの設定でテーマのバックアップを取り、WordPressのデフォルトテーマに戻して、同じ問題が起きるかを確認してみましょう。

テーマが原因かプラグインが原因か切り分ける

  • WordPressのデフォルトテーマで不具合が起きないときは、Cocoonに原因があると推測できます。
  • デフォルトテーマでも同じ問題が起きるときは、プラグイン同士の競合かもしれません。プラグインを順番に停止して、問題が起きなくなるか確認しましょう。
  • テーマに問題があると、エディターのフォント関係などで不具合が起きることがあります。
  • テーマやプラグインではなく、サーバーの仕様に原因がある場合もあります。

※WordPressのデフォルトテーマ以外に、サイトで使用しているテーマと同じ2カラム仕様のシンプルなテーマをインストールしておくと便利です。カラム仕様が同じでないと問題が再現しないこともあるからです。

WordPressかテーマに不具合がありそうなときの原因調査方法

デフォルトテーマを使った原因の切り分け方

当サイトで使っているWPプラグイン一覧

こちらが、このサイトで使っているWordPressプラグインの一覧です。

つづく