点穴が推奨するのは、ニッチなマニアジャンルでアダルト動画を探すアフィリエイトです。そうすると、アダルトアフィリエイトの初心者でも売りやすく稼ぎやすいアダルト動画が見つかるというのです。しかし、実際にやってみると、これがけっこう難しい。
点穴では同時に、新作のアダルト動画を狙って記事を書いていくという方法を勧めています。発売されたばかりの新作商品を狙い撃ちして記事を書く人は少ないので、ライバル不在の市場で有利な戦いができるというのです。新作ばかりを狙って記事を書くアフィリエイトで、実際に効果があるのが化粧品市場です。そんなには稼げませんが、初心者でも月数千円の報酬が得られる地味なアフィリエイト手法として有名です。欠点は、めちゃくちゃ手間が掛かって、不労所得にはほど遠いということです。
実はアダルト動画の場合は、新作を狙っても化粧品のようには稼げません。アダルト動画の発売時期は、動画配信サイトや販売形態によってズレまくるからです。DUGAで新作として配信が開始される作品の多くは、FANZAのDVD販売から数カ月たっている商品なのです。つまり、すでに新作ではありません。ほかの商品とは、販売戦略が違うのです。
DUGAが強いマニア系のアダルト動画を好む人たちは、新作を追いかけるのではなく、自分好みの作品を丁寧に探す傾向があります。実際「こんな作品があったのか」というような昔のアダルト動画が発掘されて売れ始め、販売ランキングの上位に登場したりしています。マニア向け動画が豊富なDUGAでは昔のマニア動画も売っています。新作動画と違い、時間のあるときに旧作を探して記事を書いておくだけで、売れる可能性が高い作品の記事を用意しておくことができます。したがって、DUGAアフィリエイトでは、必ずしも新作にこだわる必要はありません。
ニッチジャンルはレーベルで探す
DUGAでカテゴリーをながめているだけではニッチジャンルは分かりません。わりと大きなジャンルにもマニア向けのニッチな作品が含まれていることがあるからです。フェチ動画であればニッチ商品だというわけでもありません。点穴がいうフェチジャンルは、少数派のマニア向け動画という程度の意味なので、そうした人たち向けに動画を作っているメーカーやレーベルを探した方がいいのです。
たとえば、ソフトSMは、いまでは若い女性でも「彼氏とならアブノーマルなセックスもしてみたい」と雑誌のアンケートに答えることがあるほど一般に広く知られたプレイで、ちょっと刺激的なセックス位の扱いになっています。SM動画のなかには女性を人間だと思っていないような鬼畜なものがあるのは事実ですが、もはやSMというジャンル自体をマニア向けだとは捉えるのは間違いだといえます。同じように、美少女系がすべて一般大衆向けの動画というわけでもないのです。
大手のメーカーでは、アダルト動画のジャンルや作品の特色ごとにレーベルを変えることがあります。作品を購入する方も、お気に入りのシリーズをレーベルで探すことが一般的です。
点穴のノウハウ通りにAV作品を選ぶと、初心者が稼ぐのは難しい
点穴が出たのは、今から10年前の2014年です。そのころはまだアダルトブログも少なく、DUGAのアダルト動画をメインにアダルトアフィリエイトをしている人も、今よりもずっと少なかったのです。点穴のマニア向け動画ニッチジャンル戦略は、そうした競争相手がほとんどいない環境で威力を発揮しました。
点穴の発売から10年後の今、10年前と同じように、人気順、レビューの多い作品、新着順で選ぶと、今では点穴のノウハウが広く知られているために、むしろ競争相手がたくさんいる作品を探し当ててしまいます。ですから今、初心者が売りやすいAV作品を探すには、点穴のやり方直球ではなく、多少アレンジを施した変化球を使う必要があります。
DUGAのマニア向けニッチジャンルアダルト動画
DUGAでマニア向けのニッチジャンル動画を探す手順は、DUGAのAPEXアフィリエイトで稼ぐ方法で詳しく解説しています。
DUGAで売れそうなマニア向けニッチジャンル作品を探してみる
筆者はDUGAのカテゴリーやジャンルから選ぶことはほとんどありません。DUGAのランキング100も参考にする程度です。参考にする程度といっても、数日間ランキングを調べ続けるということくらいはしますが、ランキングにある作品を取り上げることはまずありません。
キーワード・ランキングも参考にします。「こういうキーワードがランキングの上位を占めているのに、ランキングTOP100の傾向とは全然違うよね」というように見ていきます。ひとつの作品には、複数のキーワードで表現できるシチュエーションがあるのが普通ですから、ほかのランキングと合わせて考えないといけません。
ニッチなジャンルと簡単にいいますが、DUGAの作品傾向はマニア系なので、FANZAあたりではニッチジャンルでも、DUGAではメジャージャンルだったりします。ですから、アダルト動画のアフィリエイトを初めてやろうとする初心者が点穴の要領で作品やジャンルを選んでも、だいたい外すと思っていいです。つまり、結局のところ、ニッチジャンルを選ぶにしても経験がものをいうのです。
DUGAで売れているのは、SMとM男とスカトロ、着エロ
2022年、2023年とフェラチオハンターの作品が売れていますが、DUGAが強いのはSMとM男とスカトロです。そのほかにもフェチ系の作品が売れていますが、DUGAが開業してから安定して売れているのはSMとM男とスカトロなのです。DUGAの検索キーワードランキングを見ると、その傾向がはっきりしています。
DUGAの検索キーワードランキングを見るときは、キーワードをボーッと眺めていてはダメです。必ずクリックをして、どんな作品があるのか確認しましょう。たとえば「くすぐり」というキーワードは、くすぐりフェチ作品なのですが、性癖的にはSMです。「スカトロ」には、SMとスカトロが含まれています。「アナル」にもSMとスカトロが含まれています。
SMマニア向けのスカトロと、スカトロマニア向けのスカトロはジャンルが違うので注意が必要です(注釈1)。SMマニアは排泄物が嫌いな人たちで、スカトロマニアは排泄物が好きな人たちです。真逆なのに同じジャンルになっているので自分で区別する必要があります。
(注1)排泄物を嫌悪するので被加虐ツールになります。好きならSMになりません。
そのほかのキーワードも、実際に作品を見てみると、SM系、M男、スカトロが含まれていることがあります。こうした作品傾向がDUGAの特徴なのです。したがって、DUGAでニッチジャンルを探すのは、本当に難しいといえるのです。
美少女アイドル動画、着エロも、DRMプロテクションがないダウンロード作品は売れています。何年も売れている作品もあるので、報酬単価は低くても狙い目です。