アダルトアフィリエイトの経験者と初心者とでは、さまざまな面での経験と知識量に圧倒的な差があります。正解が分かっていなければ問題点も分からないので、アダルトアフィリエイトの初心者は自分の欠点が分からずに無駄な作業を続けてしまいます。アダルトアフィリエイトで稼げない原因のなかで、とりわけ初心者がはまりやすい問題点を解説します。
顧客の気持ちを無視した押し売りブログ
商品を売ることばかり考えて、買い手がどう思うのかを考えない初心者が多いです。人間はいらないものを売りつけられるのを嫌がります。買ってすぐにゴミになるものは、ただでもいりません。価値のないものに払うお金はビタ一文ないのです。誰だってそうですよね。だから、初めて訪れたブログでは警戒しています。
ところがアフィリエイトを始めた途端に「さあ買え、今買え、すぐ買え」といった雰囲気が満載のブログを作ってしまうのです。誰が買いますか、みんな逃げますよ。ただでさえ警戒しているのに。
ものを買ってもらうコツは、売り手の立場を忘れて顧客の目線で自分のブログを見つめることです。顧客の立場に立って、どうしても買いたくなるようなブログを作ることなのです。
「どうか売ってください」
「やなこった」
「そこをなんとか」
そんなブログを作りたいものです。
読み手の気持ちを逆なでする
「右クリック禁止」は不愉快この上なく、簡単に回避する手段があるので意味もない習慣です。これをされると、検索エンジンで記事の内容を確かめるためには、一手間かけなければなりません。当然、そんな不愉快なだけで内容も精査させないようなブログの信憑性は疑問で、記事をじっくり読みたい人ほど二度と訪れないでしょう。
右クリック禁止は、記事をコピペさせないためらしいですが、一次情報を扱うマスメディアでも右クリック禁止は珍しい。芸能人の画像を多く扱っているメディアなら理解できますが、素人が始めたばかりのブログで何の意味が。自分の記事が芸能人の肖像権ほどの価値があるか、じっくりと考えてから右クリックを禁止にしても遅くないでしょう。
デザインにこだわりすぎる
ほとんどの人がワードプレスでブログを作ります。そんななか、有料テーマでサイトを立ち上げた人たちを待ち受ける罠がクールなデザインを追い求めることです。断言しますが、クールなデザインは売上アップにつながりません。そういうデータがきちんとあります。稼ぎたいならベタなデザインを目指しましょう。
そもそもワードプレスのクールなデザインは、有料テーマを売りたい人たちがブロガーを釣り上げるための餌なのです。デザインは衛生要因に過ぎないので不快感がなく分かりやすいのが肝要。よって、日頃よく目にするベタなものが安心感につながり最強です。顧客目線でデザインを選べば、クールなデザインよりベタなデザインが正解なのです。
ユーザービリティを軽視する
クールなデザインの有料テーマにありがちなのが、スマホ重視のユーザービリティ。アダルト商材の消費者が使うデバイスは、パソコンとスマホがほぼ半々です。スマホ重視のユーザビリティは、パソコンでは非常に使い勝手が悪いことが多いので、商品が売れにくくなります。きちんと目視でユーザビリティを確認し、ブログの導線が設計通りに機能していることを確認しましょう。
ネット情報を鵜呑みにする
ブログの記事など、ネット媒体で推奨されている情報を何でも真に受ける初心者が目につきます。アフィリエイトも含め、ネットビジネス関連の情報を発信しているブログの記事は、本当にそんなことがいえるのかよく考えながら読むようにしましょう。実績も技術も知識もないブロガーが、ほかのブログの記事を後追いをしているだけの場合もあります。マーケティングの常識ではあり得ないことを平気で書いているブログも多いです。
小手先のSEOを絶対視する
もっとも重要なのは、役に立つ記事を書いて読み手に満足してもらうことです。それができてからSEOを考えましょう。小手先のSEOを多用して、肝心の記事が読みづらいブログがあります。本末転倒なのに気づきましょう。そんなブログでは、商品は売れません。
コピペが大好き
いくら注意をしてもコピペをやめない人たちがいます。「このくらいならいいだろう」みたいな、少しだけのコピペを組み合わせて記事を書いたりしています。気持ちがよく分かりません。そんな手間をかけるのなら、ふつうに自分で書けると思うのですが。
コピペで記事を書くのはよくないとアドバイスしたところ、記事から削除したそのコピペをメタディスクリプションに貼り付けた人もいます。もっと目立つようになりました。
嘘のプロフィールを掲示する
商材に合わせてブログ管理者のキャラクターを変えるというノウハウがあるようです。性別の詐称のほか、経歴や特技などもねつ造するようです。記事を読んでからプロフィールを確認したときに、どうもおかしいと感じるブログがけっこう目につきます。著者と同じ業種や趣味の人なら、そのプロフィールに違和感を憶えることも多いでしょう。詐称をしたり経歴を騙るのは、かなり難しいと思います。
広告の選び方が雑
広告は、目的の応じて最適なものを選択しましょう。ただなんとなく貼るバナーは、ほとんどの場合、ない方が売れるサイトになります。
アクセスを気にしすぎる
まだ記事が10くらいしかないのにアクセスが少ないと不安を訴える人がいます。記事が100になってから悩んでも遅くありません。
ブログの運営方針を決めていない
どんな人たちにどういった立場で記事を書くのかを決めておくと、一貫した姿勢でブログを運営することができます。記事ネタの選定や文体にも統一感が生まれるため、リピーターがつきやすくなります。
旧バージョンのWordPressプラグインを使う
サイトの運営期間が長いと、更新された最新のWordPressプラグインではなく、旧バージョンのプラグインを使い続けたいことがあります。新バージョンでは、これまでの記事が編集しにくいからとか、単純に使い勝手がいいからなどの理由なのですが、初心者ほど最新のバージョンを使うようにしましょう。
旧バージョンのプラグインは、いつ更新が止まるか分かりません。突然、現行のWordPressでは正常に動作しなくなる可能性もあります。そのときに、WordPressの中身を知っていると、記事を新バージョンに対応させる変換スクリプトを自分で書くこともできるかもしれません。そんな技術がないのであれば、できるだけ早く最新のバージョンを採用して、それに慣れてしまうことをおすすめします。