アダルトブログの運営経験が浅い人やワードプレスが初めての人は、アダルトブログの導線を考えていないことが多いようです。ユーザビリティも含めた、アダルトブログの適切な導線設計は、ビジターの滞在時間を延ばす効果があります。そのため、対策直後からの売上アップ、再訪問人数の増加が見込めます。
このところ、ワードプレスで有料テーマを購入し、見栄えのいいクールでかっこいいデザインをそのまま使ってしまうという間違いを犯す初心者が多いようです。見栄えのいいクールなデザインは、売上げアップに貢献する要素ではありません。むしろ、ほとんどの場合、デザイン性を優先するとアダルトブログのレスポンスが悪化して、アダルトブログにやっていた顧客た、ストレスを感じることが多くなります。
クールでかっこいいワードプレスのデザインは、アダルトブログの管理者にテーマを購入してもらう目的で設計されることがほとんどです。つまり、有料テーマのクールでかっこいいデザインは、その有料テーマを買ってもらうための販促ツールなのです。そのため、デザイン性を優先して肝心のレブポンスを犠牲にしたり、ユーザビリティを高めてブログ内滞在時間を延ばす効果がある導線設計が二の次になっていることがあります。クールでかっこいいデザインは、ブログの売り上げには直接貢献しないことも多いので、よく考えて採用したいものです。
ブログの要素を役割で理解する
記事が読みやすい、記事が探しやすい、移動しやすいとビジターが感じるときにブログ内滞在時間が延びます。ストレスを感じることなくブログ内を巡回できるからです。いい記事を書いていても、導線がわかりにくいとビジターはすぐに離脱します。
ブログにはビジターの滞在時間を延ばすために有効な機能がいくつも用意されていますから、本来の目的に沿って適切に配置しましょう。それだけで滞在時間が延びる可能性があります。(まったくつまらない記事ばかりだと、滞在時間の改善は期待できません)
有料テーマに多いのですが、パソコンとスマホで表示要素が違うことがあります。必ず両方のデバイスで確認するようにしましょう。
ヘッダー
サイトのロゴやサイト名が設置されていて、クリックをするとトップページに移動できます。ビジターは記事を探すとき、まずトップページに移動しようとするので必ず設置します。
カテゴリー
「もっと記事を読みたい」と思ったビジターは、カテゴリー名を見てどんな記事があるのかを判断します。記事をカテゴリーに分けていなかったり、そもそもカテゴリーを表示していないブログさえあります。ストレスを感じたビジターが離脱する原因になります。
検索フィールド
読みたい記事があるのか検索するために必要です。文字情報を読み慣れているネットリテラシーの高い人ほど利用するので必ず設置します。
パンくずリスト
ホーム(トップページ)に移動したり、同じテーマの記事を探すときに使われます。SEOのためだけにある機能ではありません。
関連記事
ワードプレスはブログ構築ツールなので、デフォルト構造のままでは関連記事が分かりません。手作業で関連記事を明示するか、関連記事を表示する機能を使ってリストを作成しましょう。サイト滞在時間が目に見えて改善されます。
ブログの滞在時間を延ばすために考えたいこと
ビジターが快適にストレスなく記事を閲覧できる環境を整えることで、サイト内の滞在時間を延ばすことができます。滞在時間が延びると検索エンジンの評価も上がる傾向があります。
ビジターに親切な設計
クールで格好いいデザインより、ビジターにとって分かりやすいデザインを採用するようにしましょう。表示要素をメタファだけで表現しているテーマをそのまま使うと、記事を読む前にビジターが帰ってしまうことが多くなります。初めてやってきたビジターでも迷わないデザインが最強です。
イメージを断絶しない配慮
毎日書いていると飽きてくるためか、記事によって送客リンクやボタンのデザインを変えているブログがあります。サイトに統一性がないとビジターが違和感を憶えます。全ての要素でサイトのカラーを統一しましょう。
サイトの運営目的を意識した言葉
サイトの運営目的には、ファンブログ、レビューブログ、比較ブログ、商品販売ブログなどがあります。運営目的が違うとサイトのカラーが変わり、使われる言葉も変わります。たとえば、AV作品への送客リンクに設置する文言を考えてみましょう。ファンブログでは「この作品を買ってあげる」、レビューブログや比較ブログでは「この作品を見てみる」とか「この作品を確認する」、商品販売ブログでは「この作品を買う」が分かりやすいでしょう。レビューブログで「この作品を買う」は、違和感があります。違和感はストレスの元なので避けるべきです。また、サイト内では文言を統一した方が送客までの流れに一貫性ができます。商品を買ってもらいたいサイトでは、ビジターの迷いを軽減する一貫性は重要です。よく考えて設計しましょう。
画像と動画のサイズ
できるだけ統一しましょう。
不愉快を避ける
初心者にありがちですが、珍しい表現や効果を使うのはよくありません。動きのあるマーカー、コピペ禁止、右クリック禁止など、ビジターに表現を強要したり行動を制限するのは、サイトからの離脱を促すだけです。コピペ禁止や右クリック禁止は、いくらでも回避できるのでまったく無意味。やめましょう。
ベタが最強
クールで格好いいデザインより、野暮ったくても分かりやすいデザインが最強なのは、昔からのデザインをほぼそのまま使っているYahoo!を見れば一目瞭然です。