アダルト動画のレビューには、何をどう書けばいいのか。何を書けばアクセスが集まり、どう書けば成約できるのか。一見簡単に思えるアダルトブログの運営ですが、実際に始めてみると疑問や課題が次々に見つかります。
アダルトは欲望キーワードの宝庫
アクセスを集めるだけでいいのなら、アダルトブログではネタに困ることはありません。アダルト系は欲望キーワードの宝庫。何を書いてもその話題に食いつく人がいて、それなりにアクセスが集まります。
書くことが思いつかなければ、成人向けの週刊誌や月刊誌、ムックを読めばいいのです。そこには、今まさに需要のある風俗ネタが豊富に載っています。また、ネットのBBSPINK(PINKちゃんねる)などには、膨大な量の18禁文章が素人の手で書き込まれています。それを参考にして文章を書けば、さしたる苦労もなくアクセスを集めることができます。

しかし、アダルトアフィリエイトはビジネスなので、ただ単にアクセスが集まればいいというものではありません。本当に必要なのは商品を買う人たちだからです。いくらアクセスが集まっても、商品購入につながらないのでは意味がないのです。
同じように、無料動画でアクセスを集めるエログなども、動画を買う習慣のない人たちが大量にやってくるだけの、ビジネスとしてみれば非効率的な集客方法だといえます。「無料」に集まる人たちはお金を使いたがらないからです。
アダルトアフィリエイトといえども、お金をいただいて商品やサービスを提供するという典型的な小売業にすぎないので、言葉で説明して商品を買ってもらうという普通の手順が通用します。客を無料動画で釣る必要はなく、商品の価値を言葉で説明して納得してもらえばいいのです。
世の中には、無料動画をありがたがる人たちとは別に、きちんと対価を支払って安心できる商品を買いたいという人たちがたくさんいますから、そうした人たちに買ってもらえばいいということです。
アダルト系の商品を買う人が好むコンテンツを考える
化粧品や健康食品のほか自動車なども、ある商品をネットで売りたいと思ったら、まずその商品を買いそうな人たちが好むコンテンツを作って見に来てもらいます。見込み客を集めるわけです。
同じように、アダルト系商材にも商品特性がありますから、その商品に関心を持ちそうな人たちがネットで探す情報を提供すれば集客はできます。アダルト系商品の購買対象となる人たちが好むコンテンツは何かを考えればいいのです。
アダルト動画のレビューサイトではAV動画をメインに宣伝しますが、そのほかに出会い系サイト、アダルト系情報商材、アダルトグッズ、アダルト系同人誌なども売ることができます。とはいっても、AV動画に関心がある人とほかの商品に興味を示す人の顧客特性が全く同じというわけではありません。
たとえば、出会い系コミュニティーとナンパテクニックを解説した情報商材は、同系統の商品特性ですが、同人誌は違います。さらに男と女でも興味の対象が違いますし、年齢によっても関心事は変わります。同じアダルト系商品でも、商品特性と顧客属性を冷静に判断して集客コンテンツを用意しなければならないのです。
残念なことに、具体的にどんなコンテンツがいいのかは、誰も教えてくれません。稼いでいる人たちは、みんな試行錯誤を繰り返し、時間をかけ苦労をして稼げるコンテンツを見つけているのですから、そう簡単に儲けの秘訣を口外するわけがありません。それに、本当にそれが正解なのか、明確には分からないことも多いのです。
誰もが試行錯誤をして稼いできたのですから、あなたも試行錯誤をした方が稼げるようになります。そんなに難しい話ではありません。面倒くさがらずにいろいろと試せばいいだけです。あまり稼げない人たちは、はじめから正解を引き当てようとして立ち止まったまま動こうとしません。あなたは、とりあえず動き続けましょう。とっかかりはあります。
まず、アダルトアフィリエイトを始めたばかりで、売れるのか売れないのか分からず、どんな記事に何を書いたらいいのかさえ分からないような段階では、アダルト動画のレビュー記事を書いてAVを売ることから始めましょう。アダルト動画は数が膨大で、新作も毎日のように追加され、商品価格が手ごろで衝動買いしやすい商品だからです。
今は、無料動画サイトに大勢の無料大好き人間が集まる時代なので、有料のAVが売れるということに懐疑的な人も多いようですが、あまり心配することはありません。アダルト動画の市場規模は巨大で愛好家やコレクターも大勢いますから、全く売れないということはありません。心配しないで参入してください。
アダルト動画のレビュー記事は、コピペでも売れる
もし、あなたがアダルトアフィリエイトをしたことがなくても、アダルト動画のレビュー記事なら書けます。アダルト動画には、一作品ごとに制作レーベルから宣伝用の作品紹介文が提供されていますから、その文章をコピペするだけでも記事はできます。
もちろん、作品紹介文をただコピペしただけの記事で大儲けできるほど甘くはありません。でも、全く未知のビジネスを一人で始めるのは想像以上に大変ですから、AVの宣伝文に慣れる意味で、コピペ記事から始めるのは悪い選択ではありません。それに、アダルト動画はコピペ記事でも売れることもあるのです。
いくらなんでも、レーベルが用意した作品紹介文のコピペは嫌だという場合は、FANZAやDUGAで公表しているジャンルキーワードや検索キーワードを見て、紹介文をカスタマイズするという手もあります。紹介文とビデオを見て、シーンの転換点ごとにどのキーワードがそのシーンに当てはまるかを考え、思いついた文章を紡いでいくという方法です。
実際問題として、思いついたことを書いていくことは、サイトのキーワードを増やす意味でも必要なことです。レビュー記事に何を書くかをテンプレートのごとく決めてしまっては、本当は売上げにつながる転換率の高いキーワードを捨て去ってしまう危険性があるからです。
アダルトビデオのレビュー記事に使えるキーワードは、それほど多くはありません。なぜなら、アダルトビデオの世界は、ビデオ業界と風俗業界と性行為用語くらいの範囲で表現されているものだからです。もっと広げても性犯罪くらいまでです。とても狭い世界です。書けることは少ないのです。
というわけで、AVレビュー記事には何を書けばいいのかというと、とりあえず知っていることは全て出し切るつもりで書くしかありません。レビュー記事を書いたことがないと、それさえできない人がいて、そういう人の方が多いくらいです。慣れないと短文もうまく書けないものだからです。