アダルト動画のレビューサイトを始めるときにはサイト名を決めなければなりませんが、このとき、レビューをする動画のカテゴリーに合わせたサイト名にはしない方がいいです。動画とかビデオなどという単語も使わない方がいいでしょう。あとで後悔するからです。
(※注釈:FANZAでは大分類をカテゴリー、それ以下をジャンルと呼ぶようです。DUGAやDTI、海外の動画サイトではカテゴリーという呼称がほとんどのようです)
将来の稼ぎやすさと今の稼ぎやすさは全然違う
一般的には、サイトのテーマに合わせてサイト名を決めることが推奨されています。もっともベタなやり方は、サイト名にテーマを含めてしまうことです。たとえば、テーマがニュースの場合だと「○○ニュース」とか「○○速報」などです。これ、SEO的視点では、検索流入が増える手法として大正解なのですが、アダルトではやめた方がいいです。
アダルト動画のアフィリエイトを始めるにあたって、将来どの程度稼げるのかを予測できる人はまれです。ほとんどの人は、実際にやってみて初めて「こんなもんか」と実感するのです。
もし、アフィリエイトを始めるときに決めたテーマが稼げないテーマだったらどうしますか?また逆に、思った以上に稼げるけどテーマとしてはネタ切れで、ほかのカテゴリーも扱った方が稼げそうだと分かったときに、サイト名が「スカトロ万歳」だったら頭を抱えてしまいませんか?
アダルトアフィリエイトで扱う商品は、あまり大きな声で自慢できないものが多いです。周りに人がいたら小声でも話したくない商品がたくさんあります。そうした非常にセンシティブな商品を扱うのがアダルトアフィリエイトで、アダルト動画もそのひとつです。
アダルト動画には、大衆受けするカテゴリーとマニア受けするカテゴリーあります。大衆受けするのは、美少女とか美女とか女優ものの、言ってみればありきたりな内容の動画です。ありきたりな動画なので無料動画サイトにも転がっていて、はっきり言って売りにくいです。初心者向けではありません。
しかし、大衆受けするということは市場規模が巨大だということなので、ほかのサイトとの競争に勝てるようになれば、収益は格段に大きくなります。大衆受け作品の将来性はマニア向けなど問題になりませんが、稼げるようになるまでに時間がかかるのです。
一方、マニア向けするものには、スカトロとかSM、くすぐり、ニューハーフなどのほか、痴漢や盗撮レイプなど犯罪色の濃いものまであります。こうした作品には、FANZAなどの大手が扱いたがらないレーベルもあるので、狙い次第で小さなアフィリエイトサイトでも利益を上げられます。
ですから、初めてアダルト動画のレビューサイトを手がけるアフィリエイト初心者は、マニア向けの動画から始めた方がいいのです。しかし、アフィリエイトをビジネスとして見るなら、将来的には大衆作品を扱うことを目指すべきです。というのは、マニア向けサイトを長く運営しているとドメインの力が付いてくるので、大衆受けする動画も売れる地力が付いてくるからです。
サイト名は客層を選別するので熟考すべき
大衆受けする動画でも売れるような力のあるサイトに育ったときに、もっと稼げるカテゴリーもやってみようと思うのは当然です。そのときにサイト名が「スカトロ万歳」では困るのです。「サイト名はスカトロばかりではないだろ」と思うかもしれません。しかし、初心者でも稼げる動画のカテゴリーがマニア向けジャンルなのは確かなので、ほかも似たようなマニアックな語句ばかりです。女王様、痴漢、盗撮、レイプ、男の娘。
サイト名にテーマを含めるというSEO手法は、検索流入の対象を「そのテーマ」に限定するということです。それ以外のテーマに関する検索流入は極力除外するという手法です。サイト名が「スカトロ万歳」だとスカトロマニアの検索流入は増えますが、それ以外のテーマが好きな人たちはよけて通ります。たとえ検索結果のトップに表示されていても、美少女ビデオを探している人たちは「スカトロ万歳」をクリックしようとは思いません。
とはいえ、こうしたサイト名のSEO効果は抜群なので、将来のことより足元の利益が重要だと考えるなら、サイト名にテーマを含めるべきです。サイトを立ち上げて2,3カ月で結果を出したいというときも、SEO的視点を重視すべきでしょう。ただし、つぶしのきかないサイトになります。
大手が抽象的なサイト名なのは大きく稼ぎたいから
では、将来の発展も見据えたときには、どんなサイト名がいいのでしょう。おすすめなのは、意味の分からないサイト名です。DMM、FANZA、DUGA、DTI、カリビアン、アマゾン。どれも意味がよく分かりません。こうしたサイト名なら何を扱っても違和感がないのです。DMMなどはアダルトから証券会社にも転身しています。
運営を始めた初期にはサイト名は重要ですが、長い期間運営をし続けると、サイト名よりも運営期間の方がSEOとしての価値が大きくなります。どんなサイト名でも検索上位を狙うことができるようになります。
運営開始時には、女王様カテゴリー、次にニューハーフ、痴漢、くすぐり、レイプ、SM、風船、クラッシュ、とカテゴリーを増やしながら、数年後には女優ものを含めた全カテゴリーを扱う総合レビューサイトにすることも、同じサイト名で違和感なくできます。
というわけで、自分の活動範囲を狭めてしまうサイト名はできるだけ避けた方が無難です。特にアダルト系のサイトでは、よく考えてサイト名を決めましょう。
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