アダルトアフィリエイトは稼げないって本当か?実際のところ

アダルトアフィリの稼ぎ方

もうアダルトアフィリエイトでは稼げないと思っている人たちがいます。そういう人たちは、アマゾンで電子書籍の著者にかみついたりBBSで暴れたりしていますが、実際のところは稼げるのか稼げないのか、どっちでしょうか。

新型コロナの流行で外出が制限された上に在宅勤務が増えたこともあって、アダルト動画が驚くほど購入されています。まじめにブログを更新しているサイトでは、収益が2倍以上になっているアフィリエイターもいます。加えて出会い系の利用者も急増しています。リアルで会えなくなったのでオンラインでデートをするようになったからです。この傾向は、コロナ収束後もしばらく続きそうです。

ここ最近、アダルト系の市場傾向が大きく変わっています。アダルト動画市場が縮小に向かうなかで、出会い系とアダルトグッズ市場が急速に伸長しています。

アダルトアフィリエイトが稼げる理由 2024年の展望

アダルトアフィリエイトに限らず、一般のアフィリエイトでもネットビジネスでも通販ビジネスでも、もう稼げなくなったと主張する人はいつの時代のどの時点でもいます。

わたしも一般のアフィリエイトで稼ぐのはもう難しいと思っている人間の一人です。一般アフィリは、日本の検索エンジンを独占している大手のGoogleが検索規制をしているので事実上稼ぎようがないからです。ほかのビジネスでも、それに詳しい人から見ると、ビジネスとして厳しい環境に見えることもあるかもしれません。

でも、アダルトアフィリエイトは違います。別にアダルト系のビジネス環境が厳しくなったという事実はありません。検索大手のGoogleが規制をしたという話も聞きません。もともとアダルト系は、セーフサーチフィルタなどもあって検索されにくいカテゴリーなのです。検索環境の厳しさは、今に始まった話ではありません。

日本のアダルトビデオは無修正無料動画に負けていない

アダルトが稼げなくなったという理由として、無修正の無料動画サイトが人気を集めていることをあげる人もいます。これについては、欧米の無修正アダルト動画サイトは打撃を受けているようです。完全にコンテンツがかぶっているので無理もありません。でも、日本のアダルトビデオ業界は、ほとんど影響を受けていません。日本のアダルトビデオは、欧米のポルノビデオ産業と違って、企画力で勝負をするコンテンツ産業だからです。

実際、FANZAで公開している統計資料でも分かるように、有料アダルト動画をはじめとする成人向けコンテンツの利用者数は膨大です。

業界が、無修正でなくても売れるように工夫をしてきたものが企画ビデオなので、無修正の無料動画は日本の企画ものには勝てません。そもそも、無修正をありがたがるのは子供であって、ビデオ購買層の大半を占めるいい大人たちではないのです。

したがって、企画を楽しむ動画の魅力を伝えることができない人たちは、もうアダルトビデオで稼ぐことはできないかもしれません。

なかでもアダルトアフィリエイトで失敗する人に多いのが、無料動画を提供するだけのエログを作ったり、記事を200書くというテンプレノウハウをそのまま実行するパターンです。

実は、無料動画で釣って有料動画を買わせるのは非常に難易度の高いマーケティングです。無料動画が好きな人というのは、基本的に金でビデオを買いたくない人たちです。金を使いたくない人を大勢集めても商売はうまくいきません。常識ですよね。なぜアダルトアフィリエイトでは通用すると思うのか不思議です。

ものを売りたいのなら、お金を使って商品を買う習慣のある人たちを集めるべきなのです。健康食品の通販で、100円とか500円でお試しセットを売っているのはそのためです。ただの試供品に群がる人種を集めてもものは売れないのです。アダルトも同じです。

さらに、記事を200書いても売れないのは、ほかの人はもっと書いているからだという当たり前のことが理解できていないからです。新人が記事を200書くころには、既存のサイトはもっとたくさんの記事を書いています。当たり前すぎて誰も指摘しません。

自分なりに工夫をしたネタと文章で新ジャンルに切り込んで200記事なら売れるかもしれませんが、ほかの人の体験記をその通りになぞって200記事を書いたら、その体験記を書いた人は2000記事書き上がっているかもしれません。それでどうして勝てると思えるのか。

(このコメントを付けられた電子書籍には、エロ図画や動画をアップしろとは一言も書かれていません。中身も読んでいない批判)

アダルトアフィリエイトで優秀なサイトは少数派

さて、大切な事実なのですが、AV動画のアフィリエイトをしているサイトの多くは記事のレベルがとても低いです。

ASPが用意した紹介文とサンプル画像を貼り、DVDジャケットの画像をアイキャッチにして投稿しただけ。そんなサイトがほとんどです。まれに記事レベルが非常に高いサイトを見かけますが、本当に少数派です。

このように完全に高低巧劣二極化しているのがAV動画のレビューサイトで、中間レベルはほぼありません。そして、低レベルな記事ばかりのサイトでも一応の収入を得ているらしいと思われるのが、AVアフィリエイトのすごいところです。コピペレベルのサイトでも何年もサイトの運営を継続しているところが多いので、まったく収入がないというわけではないのです。

ただし、低品質なレベルの低い記事は、ある程度の期間が経過するとGoogleのシステムによって検索順位が大きく下げられます。その結果として、あとに残った数少ない高品質の記事からのアクセスだけが残り、サイト全体の収入は低レベルで低空安定推移するようになります。

つまり、スポンサーが用意した解説文をコピペしたような低レベルな記事がほとんどだったとしても、継続して更新し続ければある程度の収入を稼ぐサイトができあがるのです。これがアダルト系アフィリエイトの特徴です。

物販のアフィリエイトと違って、記事を投下し続けてもまったく報酬が入らないということはないので、とにかく更新し続けることが重要です。とはいえ、低品質な記事だけでは大して稼げないと分かっているのですから、記事の品質を上げる努力をした方がいいのは当然です。

アダルトアフィリエイトで稼げない、9割の人たち

これまでにサポートをしてきた経験から判断すると、アダルトアフィリエイトを始めた人たちのうちで、継続して稼ぎ続けられているのは1割未満です。物販アフィリエイトより稼ぎやすいとはいえ、全員が稼げるようになるわけではないのです。

最大の原因は、9割以上の人たちが、途中で記事を書くのをやめてしまうからです。いくら稼ぎやすくても、継続して記事を書かかないとアクセスは増えていきません。見ていると、ほとんどの人は30記事も書かないうちにサイトの更新をやめてしまいます。コピペ記事さえ投稿しなくなります。

アダルトアフィリエイトは、物販アフィリエイトに比べて成約率は低いです。それも圧倒的に低いのです。物販なら1ページのペラサイトで成約することもありますが、アダルトでは無理です。ですから、アクセスを集めるための記事はたくさん必要です。

どのくらいの記事数が必要かは一概に言えませんが、競合の少ないジャンルでも100記事は欲しいのです。少しリライトする程度の低レベル記事でも、100記事あれば成約し始めますから、月に数万円なら稼ぐことができます。ところが、9割の人たちは100記事にたどり着きません。

アダルトは最悪コピペでもいいのに、そのコピペさえ投稿しないのなら稼げるわけがありません。これが現実です。アダルトで稼ぎたいのなら、コピペでもいいので100記事は投稿してください。

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