アダルト動画のどこに魅力を感じるかは人それぞれです。AVを買う側にいるときは、魅力を感じる点などを意識することなく、自分の好きな作品を選べばいいだけです。しかし、AVを買ってもらう側の人間は、どんな人たちがどこに魅力を感じているのかを言語化できないと、効果的な宣伝ができません。感じたことを言葉にできなければ宣伝文が書けないからです。
アダルト動画アフィリエイトでは、売れそうなAVを選んでレビューを書くのが普通です。AVを選ぶ基準としては、今売れている作品、今売れている女優、今売れているジャンルなどがありますが、最終的には直感力が頼りです。別にいいかげんな話ではないのです。直感は侮れません。
しかし、直感に頼れない間は、アダルト動画の配信サイトが公表しているデータを元にして、宣伝すべき作品を選ばなければなりません。たとえば、アダルト動画DUGAでは、次のようなAV動画の作品情報を掲載しています。これを見ながら、この作品の魅力を宣伝するAVレビューを書いていくわけです。
duga.jp/ppv/spice-1148/
(※この作品は事例として取り上げているだけであり、アイドルビデオを宣伝すると稼げるという意味ではありません)
このページで明示的に売っているのは、「大沢麗菜 キミ、10代、恋の予感」というビデオです。でも、「大沢麗菜」という女優も商品です。
「そんなの当たり前だろ。女優さんなんだから」と思う人は、AV女優に興味がない人たちが大勢いるということが分かっていません。熟女には興味があるけど小娘にはまったく魅力を感じないという人もたくさんいます。巨乳が好きな人もいれば貧乳が好きな人もいます。
ですから、AVを評価するときは、自分の主観を信じすぎてはいけません。最初のうちは「この作品を作ったメーカーは、何を売りたいのだろうか?」という疑問を持ちながら、AV作品データを見るようにしましょう。
そういうわけで、売りたいものは何かが分からないと効果的な宣伝ができませんから、何が商品なのかを認識することは大切です。このページを見たときに「大沢麗菜」という商品に気がつかないと、ビデオの作品紹介文「新たに発掘されたお宝の原石~(省略)~美少女グラドル麗菜ちゃんに恋の予感待ったなし!」だけを読んで宣伝文を考えるかもしれません。
ところが、「大沢麗菜」という商品を意識すると、こちらはどう売ればいいのだろうかと思いますから、少し調べてみようと考えるでしょう。
クリックすると、簡単なプロフィールがあります。
ほかの作品も分かります。
そうすると、レビューでこのビデオだけを宣伝するのは効率が悪いと感じるかもしれません。
また、気がついたかもしれませんが、このビデオの販売ページには、もう一つ商品が展示されています。
それは、「キミ、10代、恋の予感」というシリーズです。
ファンのなかには、シリーズ作品を収集する人がいますから、シリーズそのものが大切な商品なのです。(別にアダルト動画に限らず、一連のシリーズものを収集する人たちはいます)
ということで、単体のビデオを販売しているこのページには、以下のように赤枠で囲った3つの商品があるのでした。
商品が複数あるということは、宣伝に使える材料が増えるということですから、レビューが書きやすくなるということです。
たとえば、「大沢麗菜」という商品をもう少し知りたいと思えば、このページにあるビデオの情報だけでは不足するはずなので、ほかの情報もネットで調べてみようとするでしょう。そうすると、こんな記事が見つかりました。
これだけ材料がそろえば、制作レーベルが用意した宣伝用の作品紹介文だけを参考にしたレビューより、もっと説得力のある記事が書けるはずです。
将来レビューを書こうと思ってAVを見てきた人などほぼゼロでしょうから、みんなスタートラインは同じです。ネタが少なければいい記事は書けないわけですから、一つでも多くのネタを見つけるようにしたいものです。